彼のサウンドは誰かに似ている等の表現はもはや意味を成さない
ポール・グリーン [ Paul Greene ]ほど面白い経歴を持つアーティストは世界中探してもなかなかいないだろう。
400m走の選手としてアトランタ・オリンピックにも出場した彼。(1991年世界陸上 東京大会にも出場)十代前半から、アスリートとして生計を立てていくために音楽をやっていた。
彼の転機は突然だった。さまざまなカバーバンドをオーストラリアとアメリカでやっている時だった。ARIA賞(オーストラリアレコード産業協会が優れた作品を称えるための音楽賞)受賞バンド ミッドナイト・オイル [ Midnight Oil ] のメンバーRob Hirstに見出され、シンガーソングライターとしての道を歩み始めた。2005年にHirstとPaulの合作という形でアルバム「In the Stealth of Summer」が制作された。
オーストラリアでiTunesチャートNo.1 & CD 5万枚セールスの実績
彼のアルバムは、オーストラリアで新人アーティストとしては驚異の5万枚という売り上げを成し遂げたにもかかわらず、最近までPaul Greeneという名は音楽業界内部や一握りの人バンド関係者たちにしか知られていなかった。そして現在、最新アルバム「Distance over Time」の成功により、ツアーでは常に満席、絶賛を受けるというところまでたどり着いた。
「Distance over Time」はオーストラリアで去年、ABC National Album of The Weekに選ばれただけでなく、リリースからThe Itunes Roots Top 10 Albumsに残り続けている。このアルバムは彼の音楽家としての才能をフルに表現されており、多くの評論家からオーストラリア音楽界の秘奥だと絶賛されている。シドニーの朝刊Bernard ZuelはPaulのことを「田舎のフォークシンガーなんかではなく新生のロッカー」「古いサーフミュージックとは違う強烈なシンガーソングライター」と紹介する。同じくシドニーの新聞The Newcastle Heraldでは「Paulの作曲の才能は誰よりも輝いている」と紹介。「Jack Johnsonを超えたかもしれない」とまで述べた。ラジオでも「Paul Greeneはオーストラリアの最高のシンガーソングライターになろうとしている」と、大絶賛の嵐だ。
Paulは2008年、アメリカの有名シンガーソングライターPatty Griffinのオーストラリアツアーをサポートし、今ではさまざまな音楽フェスティバルの常連となった。このたった12カ月で、The East Coast Blues & Roots Festival、Queenscliff、Toyota Muster、Festival Of The Sun、Coastfest、 Deni Ute Muster、Caloundra Music Festival、Woodford Folk Festival そしてPeat's Ridgeといったフェスティバルで何千何百人の音楽ファンを魅了してきた。
家族を人一倍愛し家族とバスでライブツアーを行う事も。そんな彼のおおらかさ、優しさが彼の歌を通し人々を魅了する。サーフィン、自然、家族を愛し、その中で得たインスピレーション赴くまま曲作りを行い、一見、優しい歌のようでもガッツと強烈なブルースが横たわっており人々の日常をしっかりと歌いきっている。